当社は、企画・開発・提供する採用支援システムにおいて、求人情報サイトの応募者情報を収集する技術サービスに関する特許を取得いたしました。
■背景
人材不足の深刻化が叫ばれる中、増え続けるインターネット求人情報サイトをはじめ、採用手段の多様化が進んでいます。それに伴い、企業の人材採用業務は繁雑さを増し、その結果、次のような問題が多く発生し、社会の損失を招いています。
・働きたい個人が応募しても、企業の人材採用担当者が見落としてしまう。
・企業の人材採用担当者が、応募に気付くのが遅れ、働きたい個人に連絡がつかない。
企業の人材採用担当者は、複数の求人情報サイトを同時利用し、数多くのパスワードを使い分けながら応募者に対応する必要があるため、見落としや遅延が常態化し易いことが原因です。
そこで当社の採用支援システムは、複数の求人情報サイトの応募者データを収集し一元管理することで、応募の見落としや連絡の遅延を回避する機能を有しています。従来の手法では、応募者データの収集頻度が【60分に1回】だったところ、少しでも早い対応によって就労機会を最大化すべく【1~15分に1回】の頻度に高める技術を開発し、特許を取得しました。
■特許内容
本特許を適用した当社の採用支援システム(以下、当システム)は、各求人情報サイトの管理システムとの間で、安全な通信方式のもと接続・認証を行います。セキュリティ面の安全性を保ちつつ、よりスピーディに応募者データを取り込むことができます。
【特許情報】
・特許番号 : 第6155304号
・発明の名称: 応募者管理システム
・特許取得日: 2017年6月9日
当社は、ご賛同いただいた求人情報サイト事業者のシステムと本特許技術を連携し、サービス提供しております。今後も、求人企業の採用のボトルネック解消、そして採用成功を支援してまいります。