2014年は1,341万人、2015年4月月間では176万人と、いずれも単年、単月で過去最高を記録した訪日外国人客数。その消費(インバウンド売上)は年間2兆円を超えました。来店誘致、品揃え、多言語POPなどとともに非常に重要なのは応対スタッフの多様(ダイバーシティ)化。外国人の採用・活用によって売上が飛躍的に向上した事例が次々に生まれており、今後、外国人スタッフは重要な戦力人材になることは間違いありません。
一方で、2050年には生産年齢人口が約2/3(2015年比)になる日本。求人広告件数は5年以上連続で前年を超え、日に日にアルバイト・パート採用は難しくなっています。そんな中、主婦、シニア、そして外国人に採用の活路を見出す企業が増えています。特に外国人留学生はこの25年で4.3倍の13.5万人になり、5年後の2020年には30万人にする計画が発表されており、貴重な人材層としてますます注目されています。